2023年6月に中古マンションを購入しました。
私たち夫婦はすでに50代目前。
手もとにある資金を住宅ローンの頭金に使うか、それとも投資信託に使うか悩みました。
youtubeや若い不動産業者さんから「投資」に回すのが今のやり方で、手もとの資金を頭金に使うのは古い(昔の)やり方だ、という情報を耳にしたからです(´ε`;)ウーン…
この記事では私たち夫婦が住宅ローンの頭金や投資信託をどうしたかをお伝えします。
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一応、私はFP2級技能士を持っていますし、投資信託も15年程やっています。
めちゃめちゃ詳しいわけではありませんが、それなりに勉強と経験をしてて思うのが・・・
住宅ローンの頭金(繰り上げ返済も) vs 投資信託
この2つの選択「人による」のかなと感じますよ。
年齢や状況によって前提条件が全然違いますもんね。
20代、30代の方なら投資信託もありかなと。
万が一、購入した投資信託が値下がりしたとしても、挽回するチャンスはありますし。
転職をして収入アップが狙えますからね。
生きていくために必要なお金を確保する手段がいくつもあるのは強いですね。
でも、私たちのようなアラフィフが住宅ローンを組むとき、同じように考えてるとちょっと危ないかな、と感じてます。
このご時世、転職で収入アップは年齢とともに難しいでしょうし。
投資信託に全振りした場合、定年退職の時期にリーマンショックのような大暴落がきたら生活すら危うくなるからです。ローンの返済は待ったなしでしょうし。。
ただ、夫婦のどちらかが一人っ子だったり、相続をする+の資産があったりする場合は別ですけど。
結局、ケースバイケースだよなぁ・・・と住宅ローンを組む当事者になって強く感じます。
と同時にyoutubeや様々な情報は一般的な情報で、そこに自分を当てはめたときにリスクはどの程度あるのかを「自分自身で考える」ことが大切だとも感じてます。
うちの場合はですが、住宅ローンの頭金を入れましたし、投資信託にもお金を回す予定です。
さらに住宅ローンの繰り上げ返済もします。
これは何か1つのやり方に振り切ってしまわなくてもいいのかなと考えたからです。
買ってから値下がりする物件は買わない方がいい、と言われてますけど。
立地も良くて、値上がりも期待できて!なんて物件は高くて買えませんもん。
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その上でアラフィフなのでリスクを少しでも減らしたいという気持もありますし、投資で少しでも増やしたいという欲があります。
結局、良いとこどりがしたい。
私は、別に極端に「得」をしなくても、大きく「損」をしなければ、それはそれでいいと考えてます。
ゆるいやり方ですけど、自分に合っていればそれでいいです。
気をつけたのは項目です。
・収入から考えて無理なく返せる範囲住宅ローンを組んで
・毎月の賃貸の家賃と比較して負担にならないように
・変動金利を選択するので金利上昇リスクに備えて繰り上げ返済を早くから実施
・積立NISAや新NISAの積立投資信託を優先した上で本当に家計に余裕ある分だけしか繰り上げ返済はしない
・毎月の返済の金額から考えて、無理なく返済できる金額を頭金をコントロールする。
↑最優遇の金利を得られるようにする。
と、わりと頭金を入れつつ投資信託にもお金を回しつつ繰り上げ返済もしつつ、というやり方に今のところは落ち着きそうです。
2023年から新NISAが始まりますよね。
これすごいお得な制度なので是非活用したい。
そのため手持ちの投資信託でごちゃごちゃしたものを一旦、このタイミングで売却をして整理をし、新NISAに備えようと考えてます。
今回売却したお金は新NISAへと再投資します。
こういったことも影響をしてるのかもしれません。
投資信託も沢山種類があって値段が上昇局面ばかりが前面に出てますけど、リスクもそれなりにありますから投資信託に振り切ってしまうのは50代目前の私たちには要注意とキモに銘じておきたい。
▼りそなグループのホームページです
これによると今人気の海外株式(米国株・先進国株式)のリターンは10%となっていますがリスクは20%近くあります。
場合によっては、減る局面もある(´ε`;)ウーン…
収入が先細りになっていく世代がそれに耐えられるか、はあまり声を大きくして言いませんが、忘れてはいけませんね。
繰り上げ返済や頭金だったら確実に「借り入れた元金(借り入れ金)」は少なくなるわけですから、それはそれで魅力的です。
そこを承知の上で「いくらなら」投資に回していくか、確実に借入金の金額を少なくするかの配分を決めるのが大切。
うちができることは、手持ちの投資信託を今の段階で売却して、スッキリさせて!
ローンの繰り上げ返済も考えて、来年以降、シンプルに運用がしやすいようにお金周りを整えておこうかなと考えてます。
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