姉の義母が亡くなった際、兄嫁から連絡がはいり、「形見分けに来てほしい」といわれて困っている、と相談をうけた際の話です。
姉の夫は男ばかりの2人兄弟。遺品といっても、主なものは「着物」だそうで、正直姉としては「処分してもらってもかまわない」らしく、逆に「着物をもらってくれと言われても困る」とのこと。
ただ、ダイレクトに「いりませんのでそちらで処分してください」とは言いずらい。
確かに、着物もらっても着ないしなーと思いつつ、姉と私のとった対応について情報をシェアしますね。
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形見分けがいらないときの断り方
ダイレクトに「いらない」という言葉を使わずに断るには
- せっかくなんですが
- お気持ちだけ受け取らせていただきます
文頭に「枕詞」をつけて、最後に「気持ちをもらう」と伝えること。
着物や洋服なら
- 着る機会もあまりなく、ほかに着物(洋服)がお好きな方にお譲りしてください。お任せします。
でOkなのではないかと。特に形見分けって、身に着けるものを分けるときには「ごく親しい人」に分けますよね?メインは身内・親族だと思います。友人などもありかな?父親は近所の友人の革製のバックを形見分けで譲ってもらってました。
思い出として取っておきたいなら別ですが、実際にもらって困るものありますし。思い出すと悲しい気持ちになることも。
お譲りします、の気持ちだけありがたく受け取りますよ、と伝えれば丸くおさまりますよ。
形見分けを拒否しないほうがいいケース
ただ、うちの姉の場合、よくよく聞いてみると「やっぱり形見分け行ったほうがいいよ」という結論になりました。
要は、形見分けというよりも相嫁の遺品整理なワケですよ。確かに姉の兄嫁からしたら、一人ではやりきれないかもしれません。拒否したら、「面倒なこと押し付けられた!」って思われるかも?!
もらうかもらわないかはともかくとして、立場的に形見分けの場に参加したほうがいいケースもあると思います。
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あと、姉の兄嫁の立場からすると「勝手に遺品を処分された!」と言われたくない、って思ってるかもしれません。
確かに、着物だけしかないとはいいつつも、いろいろと値の張るものもでてくるかもしれませんしね。
お金云々の問題じゃないですが、「後から勝手に・・・」とか「私が勝手にやったわけじゃない・・・」など、妙なしこりが嫁同士で起きるなら、その場ではっきりさせた方がいいかと。
そういう意味でも、嫌だとおもっても顔だけ出すっていうのも必要じゃない?という意見で落ち着きました。
形見分けの着物 リメイク
やはり「形見分け」の名のもと、姉の義母の遺品整理もかねていたらしく、行ってよかったと姉から連絡がありました。
処分に困っていたのは以下のものだそうです。
- 着物
- 服
- 写真
着物は、もらってもらえるものはお譲りして、あとは「袱紗」にリメイクして周囲の方にお配りするそうです。兄嫁さん、賢い。
あと、余ったものは買取っていう案もありだと思います。これと、これと、これを買取に出すって、その場で兄嫁と一緒に決めちゃえばよくない?と姉に伝えました。
あとは服は、新品の下着など沢山あったようで、こちらは多少譲ってもらったとのこと。
一番困ったのが写真だそうです(;^_^A うーん、兄弟の小さなころの写真や、義母やすでに亡くなった義父の写真など。兄嫁と二人で、途方にくれたそうですよ。
結局は、写真は実子である夫たちに判断してもらう、ということで決着つきました。
まとめ
形見分けの声がかかったとき、やんわりと断る方法もありますが、立場によってはかおだけでも出したほうがいいケースがあります。
譲ってもらう、もらわないは別にして、今後のお付き合いも含めて考えたほうがいいですすよー。
姉は、この件があってから「自分の若いころの写真は、いつか頃合いをみて処分しないと」といってました。若気の至り?で、いろいろな面白ポーズでとった写真を、息子の嫁に見られたくない・・・・とのこと。
確かに、写真は思い出にはなりますが、どこかでバサッと断捨離をする必要があるものかもしれませんね。
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